ユナイテッド航空がエコノミークラス機内食を刷新、アルコール無料など新メニューを日本含む長距離路線で提供へ

ユナイテッド航空（UA）は2015年6月1日から、日本/北米間を含む長距離国際路線のエコノミークラス「ユナイテッド・エコノミー」で、内容を一新した機内食の提供を始める。

新しい機内食メニューは以下の3コース。

1. スターターとしてドリンクとスナックを提供。
2. シェフチームが新たに創作したメイン・ディッシュを新鮮なサラダとアーティザンブレッドとともに提供。メイン・ディッシュのチョイスは3種類から。
3. デザートでは、ジェラート、シャーベット、アイスクリーム、またはムースなどのプレミアムデザートを提供。

新しい機内食の提供に加えて、エコノミークラスでもビールとワインの無料提供を始める。ハーフボトルのプレミアムワインやスピリッツ類については引き続き購入が可能。 また、乗客一人一人には水をペットボトルで提供する。さらに、「チョイスメニュー･スナックショップ」でスナックやスナックボックスの販売も始める。

UAは、機内食の刷新をはじめ顧客サービスの向上に向けた投資を継続中。シカゴ、ヒューストン、ニューアーク、サンフランシスコ、ボストン、ロンドンなど主要空港ターミナルをリニューアルしたほか、シカゴとヒューストンの「ユナイテッドクラブ」では無料の軽食メニューを一新。4月中にはニューアーク、今年中には世界中のすべてのユナイテッドクラブで提供される予定だ。

また、北米内路線のプレミアム･キャビンで新しい機内食とスナックを導入。このサービスの提供を飛行距離800マイル以上の路線まで拡大した。リージョナル路線の運航を行うユナイテッド･エクスプレスでは、飛行距離800マイル以上の路線のプレミアムキャビンでメイン・ディッシュの提供を従来のスナックボックスから陶磁皿に変更した。