東京国際空港ターミナルは、2015年4月30日から羽田空港国際線ターミナルサイト内でアクセス経路検索サービス「TIAT ROUTE MASTER」を開始した。ジョルダンが提供する「乗換案内Visit」と連携し、空港利用者が国際線ターミナルを拠点とした移動経路を案内するもの。対応言語は日本語以外に英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の4種類。PC用サイトとスマートフォン用サイトの両方で利用できる。
このサービスでは、たとえば滞在先のホテル名や観光スポットをリストから選択できるようにし、文字入力をしなくても最短経路を検索できるようにした。また、利用者が自分のペースに合わせた徒歩時間を設定できる機能を設けることで不慣れな旅行先でも安心して移動できるように工夫。2015年夏をめどにさらに機能性向上を図り、車いすやベビーカーの利用者が移動しやすい経路を検索できるようにするほか、空港から利用できる定額運賃タクシーやターミナル内の移動案内も行っていく計画だ。
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