ANA実績2014年度、国際線旅客は13.6%増の719万8616人、利用率は微減で71.1%

全日空(NH)は、2015年3月および2014年度の旅客輸送実績をまとめた。それによると、2015年3月の国際線旅客数は前年比23%増の68万159人。旅客キロの増加率(同19.9%増)が座席キロの増加率(同16.3%増)を上回り、利用率も76.6%と高い実績を残した。方面別の旅客数では、北米/ホノルルで同13.1%増、ヨーロッパで同24.6%増、アジアで26.3%増となり、利用率はいずれも70%を超えた。

2014年度通期の国際線旅客数は同13.6%増の719万8616人。座席キロが同19%増になった一方、旅客キロは同16.1%増と供給の増加率を下回った。利用率は前年度の73.9%を下回る71.1%。方面別の旅客数は、北米/ホノルルが同14.6%増の164万3058人で利用率74.7%、ヨーロッパが同19.9%増の71万8835人で利用率69.2%、アジアが同12.4%増の483万6723人で利用率70.9%。

2015年3月の国内線旅客数は同0.2%減の345万7984人。座席キロを同2%減に絞った一方、旅客キロは同0.8%増となり、利用率は67.7%と前月の63.5%を上回る結果となった。2014年度通期の実績は、旅客数が前年度とほぼ同じ3935万9957人。座席キロが同2.4%減となった一方、旅客キロは同0.7%増となり、利用率は前年度の61.6%を上回る63.6%となった。

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