JR東日本は、2015年5月から東北新幹線車内で、訪日外国人に向けた公衆無線LANの無料サービスの試行を開始した。海外からの乗客のニーズに応えるため。東北新幹線E5系車内でサービスを開始し、6月末までに3編成に拡大。サービス提供車両には、分かるようにステッカーを掲示する。
駅で提供してきた「JR-EASTFREE Wi-Fi」のサービスを車内でもシームレスな認証連携で利用可能にする。訪日客に限らず、日本人でもメールアドレスを登録すれば1日に何回でも利用できるが、1回の接続時間は3時間となっている。4月末の時点で山手線全駅をはじめ、JR東日本エリアの41駅と、「JR EAST Travel Service Center」全5カ所で利用できるようになった。大規模災害時には、インターネットを開放。登録せずにだれでも利用できるようにする。