エミレーツ航空(EK)は2015年6月11日、成田国際空港に専用ラウンジをオープンし、記念式典を開催した。日本には成田のほか、関空、羽田に就航しているが、日本での専用ラウンジの開設は成田が初めて。東アジアでは北京、香港、上海に次ぐ展開だ。
ラウンジは936.43平方メートルの広さにレザーシート174席を配置。ビュッフェ形式のフード&ドリンクのサービスのほか、シャワー施設、最新の液晶ディスプレーによるニュースやエンターテイメントプログラムの提供、無料Wi-Fi、ビジネスセンターなど、ビジネスおよびレジャー双方の利用者が出発前の時間を有効に使える設備を揃えた。
また、ラウンジ内はエミレーツ機内のファーストクラスとビジネスクラスの雰囲気にあわせ、中間色のアースカラーを採用。エミレーツ・ブランドを意識したエレガントなデザインとしている。
なお、エミレーツは現在、世界32空港に37カ所の専用ラウンジをオープン。これまで2200万人が利用しており、エミレーツ側の投資額は3億3000万米ドルにのぼる。