リクルートライフスタイル「じゃらんリサーチセンター」と大分県は、2014年11月から2015年3月まで共同で実施した22歳なら県内103軒の日帰り温泉が無料になるプロジェクト「お湯マジ!」の実施結果をとりまとめた。それによると、「お湯マジ!」への会員登録者は1万2505名で、温泉利用者は延べ2万6298名を数え、その半数がSNSへ投稿したことが判明。さらに、温泉施設を利用した会員のうち70.7%が大分県に宿泊したことが分かった。
「お湯マジ!」は、様々な分野における若年層による需要創出やリピーター開拓を目的としたプロジェクトの一環として実施されたもの。若者が温泉地の魅力を体験する機会を提供し、「温泉地の未来需要を創出する」ことを目指した取り組みだ。同社では、温泉施設の利用状況を分析、会員内には大学生による卒業旅行のタイミングと重なったことも寄与したとしている。
なお、「お湯マジ!」は2015年秋にも実施する見通し。2015月6月下旬より、事業者向けに説明の機会を設ける計画としている。