各国の統計機関によるデータにもとづき、日本人出国者数を韓国、中国、台湾、香港4カ国の渡航先別比較でみると、2015年4月は韓国への出国が前年比14.0%減の15万4400人、中国が同1.4%増の19万6800人、台湾が同4.8%減の11万1000人、香港が同5.8%減の7万1900人だった。
渡航先別・日本人出国者数の直近12カ月推移グラフは以下のとおり。
2015年4月は、韓国では2012年9月以降32カ月間連続して前年比マイナスを記録。渡航者数で2015年3月には中国を超えて4カ国内で首位となったものの、4 月は4か月ぶりに前年比プラスに転じた中国に押されるかたちとなった。台湾は2015年3月に前年比2.2%プラスを示したものの4月はマイナスの伸び。 香港は2014年11月以降6か月連続でマイナスの伸びとなっている。
また渡航者数では、2015年3月に韓国と中国が20万人越えを達成したものの4月は10万人台まで低迷。台湾と香港は3月に10万人台を超えとなったものの、4月はいずれも年初レベルに届かない状況となった。
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(トラベルボイス編集部)