学生が外国人向け東京・下町「路地マップ」、英語で現地案内も ―芝浦工業大学

東京・芝浦工業大学工学部建築学科の研究室が、このほど外国人向けに東京・下町の長屋や路地空間の英語版地図を作成、ウェブサイトで公開した。 ※冒頭画像は、同研究室が運営する地域連携施設「月島長屋学校」ウェブサイト

今回地図を作成したのは、同大学地域デザイン研究室(指導教員:志村秀明教授)で、研究対象は東京中央区・月島。2011年には学生や地元住民の協力のもと、日本語の「月島路地マップ」を制作。手書きのイラストや住民から得た多彩な情報を掲載し、現地「もんじゃストリート」や月島図書館などを介して累積1万部ほどが配布されたという。

今回の英語版作成にあたっては、学生が翻訳を担当、ミシガン大学やカリフォルニア大学の教授や学生などがマップを使って現地を散策する「路地歩き」イベントも開催した。また、芝浦工大の学生が現地を英語でガイドする活動も行っているという。

英語版マップ「Tsukishima Alley Walking Map」のイメージは以下のとおり。オリジナルは「月島長屋学校」ウェブサイトからダウンロードできる。

芝浦工業大学:報道資料より

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