国土交通省は、2015年夏季休暇を活用して大学生約60名が全国33の道の駅で実習活動を行うことを発表した。
この取り組みは、観光振興や地域づくりに興味を持つ学生を対象に、全国「道の駅」協議会が大学と協定締結を結ぶことで進められているもの。新たな価値を創造し、次世代の観光・地域づくりを担う人材育成を狙うと同時に、地方創生への貢献も期待する。
今回、学生を受け入れる道の駅では、たとえば「閑散期である冬季のイベント企画の提案」(青森県青森市 道の駅「なみおか」)や、「特産品である岩ガキ等の海産物を通じた6次産業化やより付加価値の高い商品の提案」(秋田県にかほ市 道の駅「象潟」)といった具体的な時期や対象をもつ提案活動のほか、複数の道の駅で「若者目線でのSNS等を活用した道の駅の情報発信」などを実施予定となっている。
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