JTBコーポレートセールスは、2015年7月27日、訪日外国人を対象とした調査事業「JTBインバウンドリサーチ」の開始を発表した。おもに、これから訪日旅行者を対象としたビジネスに取り組む企業に向け、旅行会社の強みを生かした展開を行っていく。
同サービスでは、訪日中の外国人旅行者を対象としたアンケート調査や、半年以上国内に滞在集の外国人留学生を対象としたアンケートやグループインタビューなどを実施する。また、模造品が多数存在する中国で、日本など海外に住む人に商品の購入代行を依頼する風潮が高まっていることを受け、日本国内に住みながら中国人の消費活動に大きな影響力を持つ「ソーシャルバイヤー(購入代行者)」を対象とした調査も行う計画だ。
同社では、これらの調査結果をもとに自社製品の認知度や購買心理などを把握、訪日外国人旅行者向けに鮮度の高い訪日プロモーション施策や商品開発、店頭支援策に活かしてほしいとしている。
調査の参考価格は、訪日旅行者100名を対象とする10問程度のアンケートで150万円から(税別)、中国ソーシャルバイヤー5名へのグループインタビューで70万円から(税別)。