ジャストシステムは、このほどスマートフォンによる飲食店検索の利用状況をとりまとめた。調査対象は20代~50代のスマホ所有者580名。それによると、利用経験と今後の利用意向の両方が多い飲食店口コミサイトのトップは「ぐるなび」(85.0%)、続いて「食べログ」(80.8%)、「ホットペッパー」(68.5%)、「グーグルマップ」(57.9%)となった。
また、口コミサイトを使用して飲食店を選定する際に最も注目する情報は「料理の写真」(71.3%)でトップ、次いで「価格帯」 (70.0%)、「店内の写真」(60.0%)、「場所」(53.3%)となった。
一方で「口コミ内容」や「評価点数」に注目する人はいずれも3割程度にとどまる(複数回答によるもの)。この結果より、飲食店の口コミサイトの利用用途では「口コミ」「評価」といった主観に基づく情報よりも「写真」 「金額」などの事実に基づいた情報のほうが重視される傾向がうかがえる。
検索時のキーワードとして最も多く利用されるのは「地名とジャンルの組み合わせ」(29.9%)で、続いて「ジャンル(和食、ラーメンなど)1単語」(18.6%)、「店名1単語」(13.3%)、「サービス名(ぐるなび、食べログなど)1単語」(12.3%)、「店名と地名(地名、エリアなど)の組み合わせ」(11.9%)だった。
飲食店検索時のキーワードの利用状況は以下のとおり。
飲食店を検索した後に表示された結果から最初に選択するのは「飲食店口コミサイト(食べログ、ぐるなびなど)」が47.3%と最多で、「グーグルマップ」(18.4%)、「店舗のホームページ」(18.2%)と続いた。
この調査は、ジャストシステムによるアンケートシステム「Fastask(ファストアスク)」で実施されたもの。調査期間は2015年5月22日~5月24日。