第3種旅行業「ワールドストリーム」が破産開始、負債総額は17億3000億円

東京商工リサーチによると、東京都の第3種旅行業「ワールドストリーム」は、2015年8月5日に東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は債権者64名に対して17億2924万円。破産管財人には福本悦朗弁護士が選任されている。

同社は、昭和62年11月の設立以来、「リバティーツアー」ブランドでヨーロッパ方面へのツアー企画・販売、航空券販売などでピーク時(平成22年9月期)には売上高151億1100万円をあげていた。しかし、近年は業績が低迷。主要取引先に旅行会社向け販売実務やネット販売業務を移管したり、旅行業登録を第1種から第3種に変更するなどで業務縮小をしてきていた。26年9月以降は、2期連続の赤字決算となり、3月6日には事業停止し事務所を閉鎖していたという。

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