リクルートマーケティングパートナーズの結婚情報誌「ゼクシィ」が実施した「海外ウエディング調査2015」で、挙式先としてのハワイ人気がさらに上昇していることが判明した。
今回の調査では、挙式実施地域にハワイを選択したカップルの割合は67.7%。これは2010年以降、増加傾向が続き、調査開始以来の最高となった。ハワイの選択理由を見ると、その他の地域に比べて「結婚式だけではなく、それ以外の時間も楽しめるから」が31.0ポイントも差があったという。
海外ウエディング総額は平均189.6万円で、2014年調査よりも15.9万円増加。金額面でも過去最高となった。特に総額200万円以上の割合が42.2%となり、2009年調査時の25.5%よりも大幅に拡大している。
総額「200万円以上」と「200万未満」で客層を比較すると、列席者の平均人数は200万円以上が12.3人、200万円未満では11.2人でほとんど変わらない。大きく異なるのは「現地でのパーティ・会食費用」(2.27倍)、「挙式写真撮影の費用」(1.58倍)、「2人分の旅行代金」(1.51倍)の順になったという。
また、「200万円以上」は「200万未満」に比べて、「結婚式は行うのが当たり前だ」が15.8ポイント多く、「結婚式は列席者に感謝の気持ちを伝える場だ」が11.7ポイント多い。挙式実施に前向きで、列席者への感謝や満足感を重視している傾向が明らかになった。
調査は、東京、関西、東海の読者の内、2014年1月~12月に結婚をした人の中からランダムサンプリングで抽出。調査表回収数は478件。