スカイスキャナージャパンはこのほど、2015年9月の1か月間と過去1年間の日本発・海外航空券価格を比較して変動率を算出、「シルバーウィークお得な海外旅行先トップ10」としてまとめた。
それによると、2015年9月に最も割安なのは「ゴールド・コースト(オーストラリア)」行きの航空券で、過去一年間の平均価格に比べて36.1%安となっていることが分かった。次いで、2位は30.7%安の「サンパウロ(ブラジル)」、3位は29.8%安の「オーランド(アメリカ)」となった。アジアとアメリカ、オーストラリアから複数都市が上位にランクされたのが特徴だ。
海外航空券の「割安度ランキング」トップ10は以下のとおり。
一方、2015年9月の平均価格が割高になっている都市の1位は「済州島(韓国)」行きで8.8%高だった。2位は「ウィーン(オーストリア)」の8.7%高、3位は「ジュネーヴ(スイス)」の8.3%高となっている。同社によれば、割高となっている都市の多くがヨーロッパ圏であり、「ハイシーズンの余韻」が割高傾向をもたらしたとしている。
海外航空券の「割高度ランキング」トップ10は以下のとおり。
この調査は、旅行・航空価格比較サイト「スカイスキャナー」で検索された往復海外航空券の価格に基づいて行われたもの。2014年1月1日から2015年8月31日までに検索された往復海外航空券の平均価格(出発日は2014年9月1日~2015年8月31日まで)と、2015年1月1日から8月31日までに検索された価格(出発日は2015年9月1日~2015年9月30日が対象)を比較したもの。平均価格は、同サイトで検索後、各サプライヤーのサイトで表示された価格の平均値として算出した。