ヤフーは2015年9月29日、レストラン予約アプリ「Yahoo! 予約 飲食店」で現在の空席状況を確認できる「空席レーダー」機能を公開した。
「Yahoo! 予約 飲食店」は、行きたい飲食店を検索してすぐに予約できる人気アプリ。ただし、これまでは「数日前~数時間前まで」に予約しなければならないのが一般的だった。同社では今回の機能拡張を通じて課題を解決、「いますぐ入れる」店を地図上で確認してすぐに予約できるようにした。
地図上の空席データはリアルタイムで更新されるほか、時間レバーを操作することで「今日のこのあとの時間」の状況も確認できる。また、万が一のダブルブッキング防止策としてアプリが自動的に予約済みの店舗に確認の電話をかけ、その回答をプッシュ通知で知らせる機能も付けた。この自動電話確認への対応は、現時点では掲載対象店舗のうち2500~3000店となっている。
ヤフー広報によると、これまで空席情報は店舗が直接データで入力したものをリスト化して表示していたが、機能拡張で見せ方を変えることで、地図上に空席状況を可視化した。
「空席レーダー」の画面イメージは以下のとおり。
関連記事: