日本政府観光局(JNTO)は2015年9月28日、ニューヨークで訪日観光セミナーを開催した。今回は地方への誘客を目的に、魅力ある地方の観光地に焦点を置いたピーアールを実施。
当日は安倍総理大臣のほか、ゲストスピーカーとしてニューヨーク・ヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏と、NHK連続テレビ小説「マッサン」で人気となった米国の女優シャーロット・ケイト・フォックス氏が登壇した。
安倍総理大臣は挨拶で、2020年の東京オリンピック開催に向けて国を挙げておもてなしの体制を整えていくことを述べ、来場した現地旅行会社やメディアなど約120名に一層の訪日を力強く呼びかけた。
また、松井氏は出身地の石川県を中心に、近隣の福井や富山を含めた地域の魅力を紹介。フォックス氏はドラマロケ地となった広島、北海道、大阪を含め、沖縄の風土や食べ物など、自身の経験をもとに訪日旅行をアピールした。このほか、日米の著名なゲストスピーカーが登壇し、2016年の伊勢志摩サミット、2020年の東京オリンピック開催を踏まえ、さらなる訪日旅行の需要喚起を図った。