東京都とロンドンが友好都市に、観光・交通・都市づくりなど6項目の協力に合意

2015年10月14日、東京都とロンドン市は友好都市関係を締結した。同日付で舛添要一東京都知事とボリス・ジョンソンロンドン市長が共同宣言と交流・協力を目的とする合意書への署名が行われた。

共同宣言全文は以下のとおり。

日本国の首都東京の行政機関である東京都とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の首都ロンドンの法定機関であるロンドン市は、都市行政における経験と知識の共有を通して、両都市間の理解を深め、相互のきずなを強固なものとし、両都市が直面する共通の課題に協力して立ち向かうため、友好都市関係を樹立することを宣言する。

我々は、この宣言が、両都市の更なる発展と市民生活の質の向上に資することにより、両都市の市民に多大なる利益をもたらすものであると信ずる。

よって東京都とロンドン市は、両都市の市民を代表して、両都市の緊密な友好関係を持続させ、今後より一層深めていく決意をここに声明する。

この宣言書は、日本語及び英語によってそれぞれ2通作成され、また同等の効果を持つものとする。

平成27年10月14日 東京にて

東京都知事 舛添要一  ロンドン市長 ボリス・ジョンソン


 

また、合意書では「都市づくり」「環境」「文化交流」「交通」「観光」「大規模なスポーツイベントの開催」の6点での交流・協力を行う内容を明記し、今後は定期的に相互訪問・交流を行うと同時に、必要に応じて情報交換を行うものとしている。


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