成田空港の旅客数、外国人と日本人の比率は「逆転」間近か、半期でわずか10万人差 ー2015年度上期

成田国際空港は、2015年度上期(4月〜9月)において6項目で開港以来過去最高を記録した。旅客数では、国際線外国人旅客数や国内線旅客数の増加によって、同8%増の1931万1172人。2013年以来2年ぶりに過去最高を更新。

そのうち国際線外国人旅客数は、東南アジア各国でのビザ緩和や円安などによって、同27%増の654万8211人とはじめて600万人を突破し、2期連続で過去最高を記録した一方、国際線日本人旅客数は同4.0%減の664万5415人に低迷。その結果、外国人旅客数との差が10万人ほどにまで縮まった。

国内線旅客数は、LCC各社による路線開設や増便などによって、同16%増の355万164人となり、4期連続で過去最高を更新した。

航空機発着回数では前年同期比2%増の11万7805回と4期連続で過去最高を記録。そのうち、国際線発着回数は、エチオピア航空およびタイガーエア台湾による新規就航にくわえ、ANAのヒューストン線や中国南方航空による鄭州などの新規路線開設や増便によって、同2%増の9万1102回となり、2008年以来7年ぶりに過去最高を更新した。

国内線発着回数は、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン、春秋航空日本、バニラエアの路線開設および増便によって、同 2%増の2万6,703回と14期連続で過去最高を記録した。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…