ANAの国際線、旅客数が9ヶ月連続で2ケタ増と絶好調、北米/ホノルルは15%増 −2015年9月

全日空(NH)が発表した2015年9月の旅客輸送実績によると、国際線の旅客数は前年比13.1%増の67万812人となり、今年2月から9ヶ月連続で二桁の伸びとなった。有効座席キロ(ASK)は同12.2%増に対し、有償旅客キロ(RPK)は13.7%増を記録。利用率は74.9%となった。これにより、上半期の旅客数は同13.3%増の406万2,846人、利用率は75.9%となった。

9月の方面別旅客数を見ると、全方面で旅客増。北米/ホノルルは同15%増の16万2,478人、ヨーロッパは同2.3%増の6万9,435人、アジアは同14.3%増の43万8,899人と好調に推移した。ヨーロッパではASKを同2.3%減と供給を絞ったものの、RPKは同2.0%増と需要増となったことから、利用率も82.4%となり、唯一80%を超えた。

上半期でも全方面で旅客増となった。北米/ホノルルは同9.9%増の93万2,595人、ヨーロッパは同6.1%増の39万3,078人、アジアは同15.7%増の273万7,173人。利用率は全方面で75%を超えた。

一方、9月の国内線の旅客数は同1.0%増の354万99人と微増。ASKは同0.3%減としたものの、RPKは同2.5%増となり、利用率は68.4%となった。

上半期の実績では、旅客数は同1.7%減の1,943万1,469人。ASKは同1.7%減、RPKも同0.1%減となり、利用率は63.3%となった。

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