2015年10月30日に箱根ロープウェイの運転が再開された。対象区間は桃源台駅~姥子駅間。姥子駅~大涌谷駅、および大涌谷駅~早雲山駅は引き続き運休対象となるが、箱根ロープウェイにとっては、箱根山の噴火警戒レベル2への引き上げにより2015年5月6日に全線運休となって以来の運転再開となる。
箱根ロープウェイの発表によると、運転時間は9時45分~15時15分まで。原則的に悪天候などで安全確保ができない状況以外は毎日運転だが、第2・第4木曜日は点検・検査のため終日運休する。運転再開区間の桃源台駅は芦ノ湖の湖畔にあり、芦ノ湖観光の玄関口であるとともに、高速バスや箱根登山バスの発着所でもある。また、姥子駅は箱根十七湯のひとつ、姥子温泉で、旧跡や自然を楽しめるハイキングコースもある。
なお、利便性確保のため、現在運行している早雲山駅~姥子駅~桃源台駅間の代行バスも運転を継続。また、姥子駅の駐車場については関係車両以外の利用は不可となっている。このほか、箱根の観光状況、火山・地震活動などについては、箱根町や観光庁のホームページでも案内している。