ニュージーランド航空、ICタグ付腕輪で子ども一人旅を視える化、位置情報を保護者に送信

ニュージーランド航空(NZ)は、子供の一人旅をサポートするリストバンド「エアバンド」を導入、子供が旅程のどの段階にいるかを保護者が確認できるサービスを開始した。リストバンドにはICタグが埋め込まれており、チェックイン時、搭乗時、着陸後地上スタッフが迎えた時点、出迎えに引き合わせした時点でICタグが読み込まれ、最大5名の登録先にメッセージが送信される。

こうした取り組みを行うのは世界の航空会社のなかで同社が初だという。同社ネットワークで数ヶ月テストをした結果、子供の旅を“見える化”に対して保護者から好意的なフィードバックを集めたことから、導入に至った。

このサービスは11月26日以降の新たな予約から対象。ひとり旅をする5歳から11歳までのすべての子供に適用される。希望によって16歳以下の子供への提供にも応じる。

2016年2月2日までは無料で体験することが可能。2月3日以降は、国内線片道1,400円(オンライン料金)、国際線片道3,700円(オンライン料金)がかかる。

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