LCCのジェットスターグループ3社(ジェットスター・アジア、ジェットスター・ジャパン、ジェットスター・パシフィック)が2015年11月30日、世界規模の航空組織ワンワールドが提供する世界一周旅行運賃提供プログラム「ワンワールド・グローバル・エクスプローラー」への参加を発表した。
ワンワールドの「グローバル・エクスプローラー」は、最も人気のある世界一周運賃を提供するプログラムのひとつ。今回発表されたグループ3社はワンワールドアライアンスに加盟せずに同プログラムのパートナーとして選定されたことになる。
今回3社が加わることにより、「グローバル・エクスプローラー」プログラムは、シンガポールやベトナム・ホーチミン、日本を加えたアジア230拠点、世界150か国以上・1150拠点にまたがるルートの提供が可能になる。
現在、ジェットスター・ジャパンは現在、東京(成田国際空港)、大阪(関西国際空港)、名古屋(中部国際空港)を拠点に、国内・国際線19路線を運航。ジェットスター・アジアはシンガポールを拠点に13か国・25都市を対象にした26路線を運航。さらにジェットスター・パシフィックは主にベトナム・ハノイやホーチミンを拠点とした国内・国際線32路線を運航している。
ワンワールドでは今回の提携について「ジェットスター3社のネットワークを通じ、東南アジアや北アジアへの旅行の素晴らしさを提案していきたい」としている。