外務省、ブリュッセルの爆発事案で注意喚起、「テロの可能性あり」

外務省は、ベルギーの首都・ブリュッセルのザベンテム(Zaventem)国際空港で2016年3月22日(現地時間)に発生した爆発事案に関する注意喚起を発出した。

現地の午前8時過ぎに出発ターミナル付近で複数回の爆発があったもの。報道では複数の死傷者が発生したとされているが、現時点では原因など詳細は明らかになっていない。ベルギー政府はこの事案を受け、ブリュッセルを含めベルギー全土のテロ脅威度を3(高い、テロの可能性があり、発生し得る)とし、警戒を呼びかけている。

また、外務省ではベルギーに渡航・滞在する旅行者は、最新の情報を入手するとともに当面の間は空港周辺に近づかないように呼びかけ。同時に、テロの標的となりやすい政府施設、公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所に行く際には周囲に注意を払い、不審な状況を察知した場合には速やかにその場を離れるなど、十分な注意をしてほしいとしている。

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