エボラブルアジアは、民泊の運営業者を対象に、同社が取り扱う国内航空券、JR、高速バスをOEM提供(取引相手企業のブランドでの提供)する新サービスを開始する。4月19日の同社取締役会で決定した。
エボラブルアジアは、国内航空券の販売大手OTA。そのほか各種旅行サービスの比較サイトの運営、旅行コンテンツのOEM提供、旅行商品のホールセール、法人向け出張業務、訪日旅行事業などを展開している。訪日外国人が年間2000万人規模となり、今後も増加が見込まれるなか、併せて注目が集まっている民泊市場の拡大に着目した。
同社によると、これまでに国内航空券のほか、国内ツアー、新幹線、海外航空券、海外ホテルなどのOEM提供で実績があり、こうしたノウハウを活用していく。例えば、取引先企業のブランドイメージに合わせたウェブサイトのデザインや、商品のカスタマイズが可能。また外国語対応では、需要の多い英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に加え、タイ語、インドネシア語、ベトナム語にも対応できるとしている。