成田空港が発表した2016年ゴールデンウィーク期間(4月28日~5月8日)の国際線旅客推計によると、出国旅客は前年比10.9%増の42万3200人と2ケタ増となる見込みだ。
昨年のゴールデンウィーク以降に新規就航や増便があったことに加え、日並びも良いのが増加した理由。出入国合計では8.4%増の81万3900人となる見込み。方面別では台湾や香港などの近距離と、ハワイやオセアニア方面が人気だという。
出発のピークは4月29日(5万1900人)、4月28日(4万9400人)、4月30日(4万7800人)の順。入国は5月8日(4万3900人)、5月7日(4万3500人)、5月5日(4万2400人)の順。日並びが良いため、今年は出発が連休前半、帰国は後半に集まっている。
また、タービナルビルごとの人数を見ると、LCC専用ターミナルの第3ビルの出国旅客数は61.0%増の3万2900人。全体に占める数は小さいものの、LCCの勢いがうかがえる。