グアム政府観光局によると、グアム空港では2016年10月5日から、入国審査のセルフサービス機であるAPC(自動入国審査端末)を導入した。入国審査前に自ら、キオスク端末でパスポートのスキャンや写真撮影、指紋登録などを行なうことで審査時間を短縮するというもの。ESTAを取得し、その有効期限中に一度以上、アメリカ本土(ハワイ・グアム含む)を訪問したことがある旅客が対象となる。
このAPCは米国内の国際空港で積極的な導入が進められているところ。APCの導入により、従来、1人の審査に要していた時間で4人の審査が可能となり、APC利用者は従来の89%の時間短縮で入国審査を終えることができる。APC利用の対象者出ない場合でも、入国審査の時間を33%早く終えることができるという。グアムでは50万米ドルを投じ、7月に8機を購入した。
なお、現在もESTA専用レーンは稼働している。