LCC国際線が大幅増加、全旅客便でシェア2割超に、アジア路線が約8割 ―国土交通省

国土交通省は2016年10月28日、2016年冬期スケジュール(2016年10月30日~2017年3月25日)の国際定期航空便の動向を発表した。それによると、運航便総数は旅客と貨物便を合わせて5043.5便/週で過去最高。そのうち旅客便は合計4593.5/便でアジア方面が8割超えとなった。

また、LCCは2016年夏期スケジュールと比較して週当たり130便増。全旅客便数に対するLCC比率が2割超えとなったほか、韓国LCCの増便が109便/週、国内LCCの増便が20便/週となった。

空港別・旅客便の動向としては、羽田空港が2016年2月の日米航空交渉の結果を受け、昼間時間帯に国内航空会社によるニューヨーク線及びシカゴ線、米国社によるミネアポリス線などを開設。成田空港はLCCを中心に韓国航空会社便が大幅増便。国内航空会社ではホーチミン線を増便した。

関空・中部空港は各路線ともほぼ横ばい。新千歳空港は観光・中国社などを中心に夏期シーズンと比較して約3割増加。仙台空港や高松空港も新規就航・増便が継続した。

なお、運航便総数は当初認可時における第1週目の実運航便数によるもの。今後期中の増減が発生する可能性がある

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