外務省は海外安全ホームページで、米国に対しテロに関する注意喚起のスポット情報を発出した。11月24日のサンクスギビングデー(感謝祭)にあわせ、前後に行なわれるイベントやパレード、ショッピングモールのセール(ブラックフライデー)など、不特定多数の人が集まる場所はテロの標的となることが懸念されるとし、注意を呼びかけている。
最近は不特定多数が集まる場所をねらったテロ事件が発生しており、イスラム過激派もプロパガンダで祝祭やパレード、政治集会などのイベントを例示し、テロの実行を呼びかけている。その中にはサンクスギビングデーのパレードの写真を掲載しているものもあるという。
外務省で米国への渡航・滞在者に対する具体的な対策として、最新の関連情報の入手に努め、危機管理意識を持つこと、テロの標的となりやすい場所の訪問時には周囲に注意を払い、安全確保に十分注意するように呼びかけている。詳細は海外安全ホームページへ。