JALの年末年始・航空予約2016、国際線で予約数が微減、国内は1割増に

JALグループは2016年度年末年始期間（2016年12月22日～2017年1月3日）の予約状況をとりまとめた。

国際線では、提供座席数が前年比4.5％減の38万2001席。総予約数は、2.5％減の33万2796人、予約率は前年を1.7ポイント上回る87.1%と高い数字になっている。

方面別では、欧州、東南アジア、グアムの各路線が予約率約90%超で好調。米大陸、オセアニア、中国、台湾、ハワイも80％以上となっている。米大陸と東南アジア、オセアニア、グアム線は提供座席数を前年以上のレベルに設定し、いずれも予約数は前年比プラス。ピーク日は日本発が12月22日で予約率94.7％、日本着が12月29日の95.1％。年明け1月3日の日本着は予約率90.5％となっている。

JALグループ（JAL、J-AIR、JTA、RAC、JAC、HAC）の国内線の提供座席数は同2.4％増の173万9200席で、予約数は同12.5％増の122万4884人と好調。予約率は同6.3ポイント増の70.4％となっている。JAL/J-AIR/HAC運航の総予約数は全方面で前年よりも1割以上増加、特に沖縄は23.5％増の大幅な伸びとなった。予約率が最も高い方面は沖縄の79.2％、次いで関西の79.0%となっている。国内線のピーク日は下りが12月29日で予約率90.3％、上りが1月3日で予約率82.5％。