JTBはアクティビティ予約「asoview!(アソビュー)」を運営するアソビューと連携し、自治体や日本版DMOのサポートを強化する。取り組み第一弾として2017年1月26日より、両社が共同開発した観光商品の販売管理システムを「奄美大島DMO」に導入開始する。
今回両社が開発したクラウド型システムの名称は「エリアゲート」。自治体や日本版DMOの公式サイトに導入することで、観光商品の流通支援や顧客分析・収益化、販売管理などを一元管理できるようになるもの。
具体的には、JTBやるるぶトラベル、アソビューなどが扱う商品を含む観光商品について、宿泊や体験予約、チケット販売、物品販売機能などを提供。その流通や販売機能に加え、販売金額に応じた手数料収益管理もおこなう。また、販売データと顧客データの両方に基づく分析をおこない、施策の検討やPDCAサイクルの設定、KPI設定までを実施。これらの機能提供を通じ、日本版DMOに求められる役割のうち、データ収集・分析やブランディング策定、KPI・PDCAサイクル設定、観光関連事業に関する関係者の戦略調整や仕組みづくり、プロモーションなどを、効率的に広くサポートしていく。
以下は「エリアゲート」の機能イメージは以下のとおり。
エリアゲート導入事例: