都内名所がフラワーカーペットで彩られる新イベント、六本木ヒルズなど17会場で3月から

東京に、国内最大級となる花のアートイベントが誕生する。一般社団法人花絵文字文化協会と株式会社インフィオラータ・アソシエイツの共催による「東京インフィオラータ・ウィーク」で、開催期間は2017年3月18日~4月12日。

期間中、六本木ヒルズや東京ガーデンテラス紀尾井町など、都内17か所を会場に、花のウェルカムカーペットを創作する。花見時期に訪れる国内外からの観光客を迎えるおもてなしとするとともに、地域への誘客を図る。

花のカーペットは花絵師でエフェメラルアート国際連盟理事の藤川靖彦氏の総合監修のもと、会場ごとに地域住民が参加して制作する。総勢2万人の都民が創作に参加する予定だ。1会場当たり2~5日間で順次開催し、来場者数は約80万人を見込む。花のアートイベントとして、国内最大級になるという。イベントは来年度以降も継続し、東京オリンピックが開催される2020年には都内全域の100会場に拡大する計画だ。

なお、イベント名にある「インフィオラータ」とは、キリスト教の「聖体祭」を記念して行われるイベントのこと。「神に捧げる芸術」ともいわれ、教会までの道のりに、花や種子で宗教画を描き、その上を司教たちが行進して祝う。イタリアやスペインを中心に、世界各国で行なわれている。

各会場や日程など詳細は同イベントのホームページへ。

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