JR東日本とびゅうトラベルサービスは2017年4月より、訪日外国人向けの東北関連商品を拡充する。仙台を拠点とする該当エリアのJR線やバス、地下鉄、仙台空港アクセス線などが乗り降り自由となる「SENDAI AREA PASS」を発売するほか、インバウンド向け鉄道旅行商品ブランド「東日本鉄道ホリデー」と民泊仲介サービス百戦錬磨の業務提携により、4月から民泊プラットフォーム「STAY JAPAN」との相互提携販売を開始。農業民泊や古民家民泊などを紹介していく予定。
さらに、中国国際空港と共同で、仙台空港を拠点に東北新幹線などを使用できる東京・東北周遊商品「東日本鉄道假期 仙台東京鉄道自由行」の発売期間を6月30日利用分まで延長。びゅうトラベルサービスの出資会社で台湾の創造旅行社、シンガポールのLCCスクート、JR東日本の3社連携による商品も販売していく。
各商品の発売期間と価格は以下のとおり。
「SENDAI AREA PASS」(仙台エリアパス)
- 利用開始日:2017年4月1日
- 価格:大人1300円、小児650円
- 有効期間:1日
- 利用当日に限り仙台市内の宿泊施設や美術館、博物館など複数施設で割引が受けられる。
「東日本鉄道假期 仙台東京鉄道自由行」
- 利用期間:2017年6月30日まで(除外日あり)
- 価格:周遊タイプ 2890元(約4万8000円)、片道タイプ 2550元(約4万2000円)
- 往路・復路いずれかに仙台空港は着の中国国際空港便を利用、鉄道パス(周遊タイプ、または片道タイプ)、仙台・東京の宿泊料金を含む。
LCCスクートと連携した訪日商品
- 発売期間:2017年3月20日~4月20日(10月28日帰国便搭乗分まで利用可)
- 商品イメージ:創造旅行社による「航空券+鉄道パス」
- スクート国際航空券(台北→新千歳、成田→台北)、JR東日本・南北海道レールパス
- 価格例:1万2877元(約4万7600円、5月4日出発の場合の例。通常価格は5万6000円程度)