クラウド出張・経費管理サービスのコンカーは、LCCエアアジア・グループと、出張のコスト削減に向けて協業することを発表した。
コンカーのクラウド型出張管理サービス「Concur Travel」の利用企業とエアアジアと法人契約をする企業に対して、エアアジアの通常便のフライト情報に加え、特別なフライト情報を利用可能とする。これにより、契約企業の出張費用の削減と業務の高度化を支援するとしている。
マッキンゼーの調査によると、アジアの業務渡航市場が拡大するなか、業務渡航の移動手段でもLCCのシェアが拡大。飛行機移動で発生する出張旅費に占めるLCCの割合は、北米の16%に対し、アジアでは29%を占めるようになった。LCCを活用した出張旅費は過去3年間で年11%増加し、北米のほぼ2倍のスピードで成長しているという。