サービス連合は2017年の春季生活闘争(春闘)で、JTBグループ2社および ホテルサンルーラル大潟の労働組合の合意結果を発表した。内容は以下のとおり。
JTB九州労働組合
- 合意日:2017年3月13日
- 賃金
- 賃金改善:平均2.5%以上の原資を確保。グループ総合職制度移行に必要な原資は別途確保
- 社員
- (1)本給:グループ総合職本給の通り
- (2)役割成果給:新たな職群登用原資、役割・期待度を反映する原資
- 有期契約スタッフ
- 評価結果に対して役割・期待度を反映させるために必要な原資
- 事務嘱託、契約社員、専門社員、スペシャリスト社員、エキスパートフレンズ、エルダースタッフ
- 経験、役割、成果、期待要素を踏まえた賃金改訂に必要な原資
- 社員
- 産業別最低保障賃金
- ポイント年齢別最低保障賃金
- JTBグループ最低保障賃金
- 賃金改善:平均2.5%以上の原資を確保。グループ総合職制度移行に必要な原資は別途確保
- 一時金
- 2017 年夏期臨時手当
- 社員 1.60 ヶ月
- 有期契約スタッフ、エキスパートフレンズ 1.60 ヶ月
- 2017 年冬期臨時手当
- 有期契約スタッフ、エキスパートフレンズについて 2017 年冬期臨給の予算化を行う。(臨給基礎額 1.50 ヶ月)
- 2017 年夏期臨時手当
JTB札幌ビジネスセンター労働組合
- 合意日:2017年3月29日
- 賃金
- 以下の要素を含めて、組合員一人あたり2.5%以上の賃金改善原資を確保
- 社員:定昇原資、成果給改定原資
- ポイント年齢別最低保障賃金(社員26歳まで)
- JTBグループ最低保障賃金(社員22歳まで)
- 以下の要素を含めて、組合員一人あたり2.5%以上の賃金改善原資を確保
- 一時金(合意日は2017年4月7日)
- 社員・契約社員(フルタイム)・フルタイム型シニア社員
- 夏期臨時手当 基礎額の1.5ヶ月(一律支給1.2ヶ月、成績支給0.3ヶ月)
- 支給日 2017年6月15日
- 2017年度臨時給与の予算化
- 2017年冬期、2018年夏期臨時給与支給分として、年間3.0ヵ月の予算化
- 社員・契約社員(フルタイム)・フルタイム型シニア社員
ホテルサンルーラル大潟労働組合 4/14
- 合意日:2017年4月14日
- 一時金:2016年度末一時金(3月27日妥結)
- 社員、契約社員、嘱託社員:0.5ヵ月
- 準社員:定額5万円
- パート社員:定額3万円
- その他同時要求
- 正社員登用制度について組合と協議し進めていく
- 従業員が長く働ける職場環境作りを進めていく