JR東日本は2017年5月30日より、チャットアプリ「LINE」を使った情報提供サービス「JR東日本 ChatBot」を開始する。同社路線の運行状況のほか、エリア内主要駅のコインロッカーの空き具合情報を提供するもの。コミュニケーションを自動化する「チャットボット」技術を用いて、9月30日までの実証実験としておこなう。
ユーザーは、LINEで該当する公式アカウントを追加した後、自分が利用する「My路線」を4路線まで設定。その後、メニューの「運行情報」を選択するか、「路線」「My路線」とメッセージを送信するすれば、該当路線の運行状況が分かる。より詳細な情報は「JR東日本アプリ」のリンクから参照することも可能だ。
一方、「コインロッカー」とメッセージを送ればコインロッカーの空き状況が分かる。東京駅、池袋駅、新宿駅、上野駅、品川駅、仙台駅のSuicaコインロッカーが対象だが、試験期間中に範囲を拡大する予定だ。
なお、今回のチャットボットはLINEグループトーク内でも利用可能。トーク内に登場した駅名などについて、乗り入れ路線情報を回答する。
以下は、運行情報とコインロッカー空き情報の画面イメージ。