外務省、旅行会社に海外での安全取組み強化を要望、国際情勢を踏まえた添乗員向け安全対策セミナーも

外務省と日本添乗サービス協会(TCSA)、日本旅行業協会(JATA)は2017年6月22日、添乗員のための海外安全対策セミナーを開催する。

外務省では夏の旅行シーズンを前に、旅行会社に今まで以上の安全への取り組み強化を要望。特に、旅行者を引率する添乗員に、安全に関するメッセージ発信を行なうとし、3団体での同セミナー共催を決定した。各地で頻発するテロなど緊迫した国際情勢をはじめ、天災、感染症応など、リスクは多岐にわたっており、現場を指揮する添乗員の役割は極めて重要とする。

セミナーでは、外務省の領事局長と海外邦人安全課長が講師を務め、「旅行者を守る添乗員として(仮)」と、「想定されるリスクと事件・事故への対応(仮)」について講演する。

なお、参加対象は添乗員とTCSA、JATAの両会員会社だが、6月12日現在、設定人数を超えたため、受付を一時停止している


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