JTB、「働き方改革」を実現するプログラム開発、旅の要素で楽しみながら意識改善

JTBコーポレートセールスは、政府が推進する「働き方改革」に対応し、旅先での体験を通して働き方改革を実現するプログラム「働き方改革への旅」を企画した。2017年7月26日に発売する。

企画に先立ち、JTBコーポレートセールスでは、働き方改革をテーマにした調査を実施。すると、「自身の職場に働き方改革の必要性を感じている」との回答は68.0%に上ったのに対し、実際に制度や施策が実行されているのはわずか16.6%であることが判明した。

また、「理想の働き方」と「職場環境と現在の満足度」のギャップが大きい要素は、賃金や待遇ではなく、社業に対するロイヤリティや組織内の人間関係など「社内風土」に関するものであることも明らかに。さらに、「なりたい自分」と「それに近づくために取りたい行動」に対しては、「健康で生き生きと暮らす」「自己研鑽をして自分を高める」「友人や家族などと充実した時間を過ごす」などが上位に上がり、「早い時間に退社して時間をそのために使いたい」という回答が多く見られた。

このことからJTBコーポレートセールスでは、「働く人々のマインドの改革」がともなわなければ、働き方改革の実現は難しいと提案。新商品では、旅の要素で楽しみながら働き方に対する意識改善や組織の風土醸成を促進できるプログラムとした。

例えば、組織として実行するプログラムでは、栃木・大田原にある木造校舎の校庭で生産性向上をテーマにした大運動会を開催するチームビルディング「木造校舎で運動会~働き方改革篇~」や、ゲームをしながらPDCAを身に着ける「表情のチェス・カーリングで最高のチーム作り」など。

また、個人が実行するプログラムでは、マインドルフネスを女性住職が都心で緑豊かな八芳園で行なうプランや、山梨・甲州ワインのセミナーと懐石料理を楽しみながら自分に磨きをかけるプログラムなどを用意した。


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