埼玉県拠点のNPO法人ネイチャーサービスが、国立公園のドローン撮影事業を開始する。2017年10月から翌3月までに4ヶ所(十和田八幡平国立公園、阿寒国立公園、日光国立公園、慶良間諸島国立公園)を対象に実施する予定。映像は同団体が運営する無料の映像配信サービス「ネイチャーサービスアーカイブス(NSA)」で提供する。
撮影対象となる国立公園は、環境省の「国立公園満喫プロジェクト」に指定されている4ヶ所。このプロジェクトは、日本の国立公園の魅力を通じて訪日外国人増加に貢献する目的で推進されているもの。国内34ヶ所の国立公園のうち、阿寒国立公園、十和田八幡平国立公園、日光国立公園、伊勢志摩国立公園、大山隠岐国立公園、阿蘇くじゅう国立公園、霧島錦江湾国立公園、慶良間諸島国立公園の8か所で先行的に取り組みを進める予定。今回はさらにそのうち4ヶ所を撮影する。
NSAが提供する映像は、利用目的などを申請すれば、無料でダウンロード・使用できる。すでに掲載されている映像は、2017年6月時点で13ヶ所。地上波やBS、オンデマンド放送といったテレビ放映のほか、海外にも映像資料として利用されている。また、NSAでは、人件費と機材を無料で提供して撮影を行う「無料撮影プログラム」も展開中している。
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