国交省、自動運転で山間地の生活・観光の利便性向上へ、島根県の道の駅「赤来高原」拠点に5.7キロの走行検証

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国土交通省は2017年11月11日から17日まで、島根県の道の駅「赤来高原(あかぎこうげん)」を拠点とする自動運転サービスの実証実験をおこなう。高齢化が進む中山間地域を対象とした人とモノの流通確保を目指して展開するもの。

この取り組みは、2017年9月以降、全国13ヶ所で展開中。山間地域からの呼び出しに応じて、道の駅に設置された自動運転車制御センターとステーションを拠点にして電磁誘導線を認識するかたちで自動車を走行させる計画。乗り心地や自動運転技術の信頼性のほか、維持管理コストや交通要件などを調査。また、地域への効果として、農作物の運搬や宅配便の集荷業務、病院への通院、観光拠点への旅行者の輸送などを視野に、約5.7キロメートルの走行を検証する。

今回使用する自動運転サービスは、アイサンテクノロジーが提供する乗用車タイプの車両。事前に作製した3D地図と光を用いたレーダー(LiDAR)で周囲を検知しながらルートを走行する「車両自立型」技術を実験する。

実証実験のルートや内容は以下のとおり。

国土交通省:報道資料より

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