民泊事業をおこなう楽天LIFULL STAYは2017年12月15日、戸建て賃貸事業のハイアス・アンド・カンパニーと業務提携をおこなった。今後、楽天が提供する民泊運用代行サービス「Rakuten STAY」のサブブランドのひとつとして、一戸建て型の宿泊施設ブランド「Rakuten STAY HOUSE」を展開。2018年2月より、民泊専用の戸建て型宿泊施設として販売を開始する。
今回の取り組みでは、ハイアスのデザイナーズ住宅「WILL STYLE」と「Rakuten STAY HOUSE」がコラボレーションをおこない、低価格で建設可能な宿泊空間を提供。WILL STYLEが提供する標準タイプのデザイナーズ住宅として、55坪の土地に住宅2棟と駐車場4台を配置する「ユニキューブ」の設計を適用するほか、複数タイプを拡大していく予定。
両社はそれぞれのノウハウや運営実績などを活かした事業展開マニュアルも共同開発。ハイアスのパートナー企業に提案。一戸建て型の宿泊市場拡大につなげる考え。
以下は、ハイアスが提供するWILL STYLE(ユニキューブ)のイメージ。「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」のデザインは2018年1月に完成予定だ。
なお、Rakuten STAYではハイアスとの取り組みのほか、リゾートホテルタイプやカプセルホテルタイプなどのサブブランドを揃えていく予定だ。