関西空港で外国人に聞いた人気エリア、トップは難波・心斎橋エリア、大阪には4~5日の滞在傾向

三菱総合研究所はこのほど、関西空港で外国人旅行者に対するアンケート調査を実施し、「関西インバウンドマーケティング基礎調査」としてまとめた。JR西日本のほか、近畿日本鉄道、阪急阪神ホールディングス、南海電気鉄道、京阪ホールディングス、関西エアポートといった鉄道各社と共同で実施したもの。

これによると、関西で最も外国人に人気のあったのは大阪市内の難波・心斎橋エリアで、1年間で訪日外国人の3割にあたる702万人が訪問。京都では東山エリアが最も多く、年間480万人が訪問した。

また、大阪・京都間を移動した人数は延べ1434万人。大阪府内を移動した人数は延べ5796万人だった。

日本での滞在日数を見ると、東アジアからの訪日ではほぼ1週間以内、欧米・豪州からの訪問で9~13日程度。そのうち4~5日は大阪に滞在したという。

この調査は主要9カ国・地域(中国・韓国・台湾・香港・欧州・米国・タイ・ASEAN(除タイ)・豪州)を対象に実施したもの。調査時期は2017年2月と7月。調査内容は、関西観光地の認知・訪問状況・再訪意向、移動経路と利用交通機関、宿泊先など。関西国際空港から出国する外国人旅行者約4000サンプルの結果を集計した。

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