JAL、農産物の販売輸出支援で地域活性化、グリーンツーリズムの構築も

日本航空(JAL)は、茨城県つくば市で農産物直売所「みずほの村市場」を運営する農業法人みずほと、その子会社のみずほジャパンを通じて、農業を輸出し観光産業に育てる地域活性化の取り組みを開始する。

具体的には、2018年1月15日からJALUXが運営する成田空港第2ターミナルビル本館4階の「BLUE SKYおみやげプラザ」で、インバウンド旅客をターゲットに、みずほジャパンが調達した日本産果物を常設販売する。今後は、成田以外の空港への展開、参加する生産農家の拡大についても取り組んでいく。

また、2018年1月下旬を目途に採れたての果物を成田空港のJAL貨物上屋に直接搬入してJAL便でバンコクまで空輸し、みずほジャパンが運営する「みずほの村市場バンコク店」で翌日に販売できる体制を構築。訪日時に「BLUE SKYおみやげプラザ」で購入したことがきっかけでファンとなった農家の果物を、帰国してからも日本と同じ鮮度でリピート買いできる仕組みを目指す。将来的には他国への展開も検討していく。

さらに、みずほが持つ海外からの行政視察対応のノウハウと、JALのインバウンド旅客誘致のノウハウを組み合わせることで、成田空港で日本産果物を購入したインバウンド旅客や「みずほの村市場バンコク店」のリピーターなどを対象にグリーンツーリズムを構築していく。

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