ハウステンボス、傘下の技術センターが同業他社を子会社化、シナジー効果で事業拡大へ

ハウステンボスは、2017年12月28日付けで、同社の連結子会社であるハウステンボス・技術センター社が、同じ長崎県佐世保市を拠点とする西日本エンジニアリング社の全株式を取得し、子会社化したと発表した。ハウステンボス以外の事業領域の拡大へ向け、同じ技術系企業による2社の強みを融合し、グループの企業価値向上につなげる。取得額は非公表。

同技術センターは、ハウステンボスの設備や、建築群の総合管理業務などを行うほか、園内での実験・実証確認済の外部技術や商品を園以外の国内市場に展開する環境技術商社事業を担当。 一方、西日本社エンジニアリングは、新設ゴミ処理施設向けの機械設置工事やメンテナンス業務を柱に事業を展開している。

西日本エンジニアリングの直近2年間の業績は、2016年3月期で売上高4億9900万円、経常利益6200万円、営業利益5600万円、当期純利益4200万円、2017年3月期が売上高4億9400万円、経常利益6300万円、営業利益5200万円、当期純利益4200万円となっている。

なお、株式取得によるハウステンボスの2018年9月期の業績への影響は軽微としている。

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