デルタ航空は2018年3月1日から、機内食でミシュラン二つ星の和食店「一汁二菜うえの」の上野法男シェフが考案・監修したメニューを提供する。対象は、日本発のハワイ路線と米国本土路線のビジネスクラス「デルタ・ワン」、「デルタ・ワン スイート」、およびプレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」。
メニューは季節によって変更する予定で、3月から5月は春メニューを提供。いずれも旬の素材を活かし、見た目も美しいメニューを用意。例えば米国本土便の「デルタ・ワン」では、ホタルイカ旨煮と鯛の子旨煮、合鴨ロース煮、さごし棒寿司、筍土佐煮、厚焼き玉子などの前菜、才巻海老旨煮、のどぐろ甘酢漬け、黄身酢などの小鉢、汲み上げ湯葉含ませ煮、ほうれん草浸し、茸と山葵の煮物、鹿児島産黒豚の肩ロースを使った主菜を提供する。
同社によれば、和食メニューのアップグレードは、顧客エクスペリエンス向上のための施策の一環。そのほか、最新シートを用いたエアバスA350型機の日本路線導入、食器やヘッドフォン、スリッパ、ブランケットなどの備品のリニューアルも進める方針だ。