世界27か国・地域で聞いた海外旅行者の意識調査、海外でネット接続は88%、タクシー乗合いアプリ活用は44%に

ビザは、2017年の世界旅行意識調査「Global Travel Intentions Study」の結果を発表した。それによると、27国・地域からの海外旅行者を対象とするこの調査では、世界全体において過去2年間で旅行者に人気の高かった渡航先は日本がアメリカを抜いてトップとなった。ただし、これには地域的な偏りが見られ、特にアジア太平洋地域からの旅行者が顕著になっている。アメリカの旅行者の間ではヨーロッパ大陸が人気だが、メキシコ、カナダ、日本も訪れたい渡航先となっているとこも分かった。

旅行期間は短縮傾向。グローバル平均で2013年の平均10泊から8泊に減少した。一方、世界中で旅行の計画が増加しており、過去2年間の平均2.5回に対し、今後2年間の旅行計画は2.7回に増加。過去2年間の旅行回数はアメリカ大陸がトップで、2017年の平均は3.2回だった。

旅行先でテクノロジーを活用する人も増加しており、旅行者の88%が海外でオンラインにアクセスし、半数近く(44%)が、渡航先でライドシェアアプリを活用している結果となった。

予約や渡航先での支払いを含む全旅程の出費額ではサウジアラビアがトップで、次いで中国、オーストラリア、アメリカ、クエートが上位5 位となった。海外旅行者が1 回の旅行に費やす金額は平均1793 米ドル。回答者は、今後の旅行では出費が増えると考えており、特にアジア太平洋地域での増加率は45.68%と最大となっている。

報道資料より

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