日本旅行、オーストラリアへの送客強化で決起大会、現地社員や提販スタッフなど80名で

日本旅行はオーストラリアへの販売拡大を目指し、2018年4月14日にシドニーで、大規模な決起大会を開催した。

日本旅行・堀坂社長、大槻取締役（海外旅行担当役員）、高橋執行役員海外旅行事業部長をはじめ、営業や店頭、提携販売の各部門や日本旅行グループ会社、現地法人、提携販売店など80名が参加。オーストラリア政府観光局からは、アンドリュー・ホグ北アジア地区局長、および中沢日本局長が参加した。

日本旅行では2017年度から2020年度までの中期経営計画で、海外旅行では4つの国・エリアを「No.1戦略国」に設定。オーストラリアもその1つとして、送客拡大に取り組んでいる。2020年度の送客数は2020年度の送客数を2017年度の実績で倍増を目指す。

決起大会では、オーストラリア政府観光局の中沢氏が基調講演としてオーストラリアの魅力を紹介。時差の少ないことや19の世界遺産、都市や自然などのプロダクトの多様性などを説明した。日本旅行からは高橋氏が、今後の取組展開を説明。商品造成担当者などが商品展開や現地最新情報を説明した。

さらに、ユニークベニューの利用を学ぶ目的で、クルーズ船を貸切ったシドニー湾クルーズパーティも開催。参加者は自らの感動体験を踏まえ、送客拡大に向けた決意表明を行なった。

決起大会の後は4班に分かれ、メルボルンやケアンズ、シドニーなどの視察旅行も実施。参加者は帰国後、販売促進リーダーとなり、体験した感動や楽しさとともにオーストラリアの魅力を社内外に伝える役割を担う。