2018年お盆休暇シーズンの成田からの出国者数が7.8%増、出国ピークは8月11日で過去最高

成田国際空港が発表した2018年夏季国際線旅客統計によると、一般的なお盆休みを含む2018年8月10日~8月19日に成田空港の国際線を利用する出国旅客数(海外旅行者数)は、前年比7.8%増の50万4000人になる見込み。入国旅客数は6.0%増の49万4000人で、期間中は合計6.9%増の99万8000人が成田空港から出入国するとの予想だ。

昨年よりも増加した理由は、昨年冬ダイヤ以降の新規就航や増便によって輸送量が増加したこと。方面別では、ハワイなどのリゾート路線や韓国などの近距離路線が人気だという。

出国のピークは8月11日で5万8200人の予想で、過去最高。第2ピークも8月10日の5万6600人で、いずれも1日の旅客数で最多だった2005年4月29日の5万6113人を上回る見通し。入国のピークは、8月19日で5万5400人、第2ピークは8月18日の5万2900人。出入国合計のピークは8月11日の10万4500人で、これも過去最多となる見込み。

出国者数をターミナル別で見ると、第2ターミナルが20.1%増の24万500人で大幅に増加した一方、第1ターミナルビルは1.2%減の22万8600人、LCCの第3ターミナルビルは2.6%減の3万4900人となっており、ワンワールドの利用が多い第2ターミナル発着路線が、出国者数の増加を牽引していることがうかがえる。

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