JTB、JTB情報システム、ナーブの3社は、九州6県のJTB12店舗において、仮想現実(バーチャルリアリティ:VR)を活用した接客サービスの実証実験を2018年8月20日から開始した。従来型の紙やデジタルパンフレットではホテルの外観や客室の一部の写真しか掲載さなかったが、このサービスにより、360度のVR映像でホテル館内の様子が分かるようになるため、顧客のニーズとマッチした提案ができるようになると期待されている。
ナーブのVR専用端末『CREWL(クルール)』を使用。提供されるのは、福岡のトラベルゲート天神、岩田屋本館店、博多マルイ店、小倉店、井筒屋旅行センター小倉店、イオンモール八幡東店、イオンモール筑紫野店、長崎店、大分店、熊本店、宮崎店、鹿児島店。
ハワイ、ニューカレドニア、タヒチ、バリ、グアムにある計85軒のホテルの客室、外観、レストラン、プール、ラウンジなどを閲覧することが可能。対象コンテンツは約400件になる。今年9月にはシンガポールを追加し、その後さらに対象地域やホテルを拡大していく。