出張・経費管理クラウドのSAP Concur(コンカー)は、同社の出張管理ソリューション「コンカーTripLink」のネットワークに、デルタ航空が参画したことを発表した。これにより、Trip Linkを利用するコンカーの顧客企業は、コンカートラベル以外でのデルタ航空の予約についても、それを含めた出張管理が可能になる。
TripLinkはコンカートラベル以外の予約を自動的にキャプチャし、出張者の旅費を把握。出張規定を適用して、安全配慮義務を遂行する。今後SAPコンカーではデルタ航空や旅行管理会社パートナーなどのサプライヤーと協業を深め、企業の出張手配における透明性の向上と最高の出張体験を提供するとしている。
なお、TripLinkには現在、航空会社やホテル、地上交通など28のパートナーが参画。これまでに690万人超の旅行者がTripLinkにアクセスした。ただし、日本向けの提供は、現在準備中だ。