成田空港は2020年の東京オリンピックとインバウンドの拡大を踏まえ、さらなるネットワーク拡大を目的にインセンティブ制度を拡充する。
特に新規就航への優遇策を拡充し、名称も「ネットワーク拡充割引」から、「新規就航割引」に変更。適用期間を現行の2年から3年に延長し、着陸料の割引率も拡大する。
さらに、旅客利便の向上に向け、朝の時間帯の出発便の増加を図る目的で、「朝発ボーナス」も導入。これにより、新規就航便が朝の時間帯となる場合、成田空港としての新規路線には着陸料を3年間無料に、航空会社としての新規路線には半額とする。朝時間帯の対象は、国際線が午前6時~8時59分、国内線が午前6時~7時59分。
実施期間は2019年4月1日~2022年3月31日の3年間。現行制度が適用中の路線で、2019年度以降も継続する路線は、2019年度から新制度を適用する。朝発ボーナスの特例として2019年4月1日時点で新規就航割引の適用がないが既に朝出発している便は、2019年4月1日から3年間、着陸料を50%割引とする。